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WSL2+Docker+VsCodeでWinows10にGnuCobol(Opencobol)のデバッグ環境を作ってみる!Vol.3

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前回に引き続き今回はVisual Studio Codeの拡張機能を使って必要な拡張機能をインストールしていきます。

前回までの内容は以下のリンクから参照してください。

wsl2とubuntuのインストール
UbuntuにGnuCobolとGnuDebuggerのインストール

VisualStudioCodeのダウンロード&インストール

まず、Visual Studio Codeをダウンロードします。
1.以下のブラウザへ行ってWindowsをクリックするとインストーラがダウンロードされます。
https://code.visualstudio.com/download

2.ダウロードされたインストーラーをダブルクリックするとインストールされますのでデフォルトのまま画面にそってインストールしてください。
※2023/09/02時点では「VSCodeUserSetup-x64-1.81.1.exe」

3.vscodeのパスを有効にするためOSの再起動をします。

VScodeで拡張機能のインストール

補足:拡張機能の検索策窓を表示するショートカットキー

Ctrl + Shift + X を同時押しすると「Extensions」の検索窓が左上に表示されますので、必要な拡張機能入力してをインストールします。

Japanese Language Pack for Visual Studio Codeのインストール

Visual Studio Codeのメニューを日本語表示します。(必要であれば)

・「Extensions」アイコンをクリック→検索窓に「Japanese Language Pack」と入力→「install」をクリック→「Change Language and Restart」をクリック

Visual Studio Codeが再起動されると有効化され日本語表示に変わります。

wslの拡張機能のインストールとVscodeの連携

この拡張機能をインストールすると、VSCodeとUbuntuを連携しWindows から VS Code のターミナルを使用して、Subsystem(WSL) 上で実行される Linux(Ubuntu) を直接操作可能になります。

1.「Extensions」アイコンをクリック→検索窓に「wsl」と入力→「install」をクリックします。


2.ubuntuのターミナルからお好みのホルダを作成します。
私は、以下のように「test
」ホルダを作成しました。

mkdir test        #フォルダ作成

3.Vscodeのターミナル「wsl_ubuntu」もしくは「Bach」から以下のコマンドを使ってお好みのディレクトリへ移動
※vscodeにターミナルが表示されていない方はvscodeの「メニュー」→「新しいターミナル」をクリックすると下にターミナルが表示されますので、「ⅴ」をクリックして利用するターミナルを選択してください。

4.「code .」と入力後エンターキーを押します。

cd /home/ユーザー名           #ディレクトリ移動
code .                 #vscode-serverのインストール

するとLinux側に「VSCode Server」が自動的にインストールされ、Windows側のVSCodeがUbuntuと連携され新しいVscodeが表示されます。
・「親フォルダー’home’内のすべてのファイルの作成を者を信頼します」に「✔」
・「はい、作成者を信頼します」をクリックします。

GnuCOBOLの拡張機能をインストール

この機能をインストールするとGnuCobol(旧:opencobol)の言語をサポートします。

GnuCobolの予約語は公式のページで確認してください。
まずは、以下の手順で拡張機能をインストールします。

1.「Extensions」アイコンをクリック→検索窓に「GNUCOBOL」と入力→「install」をクリックします。

2.先程作成した「test」ホルダへ移動して、以下のコマンドを使ってファイルを作成します。

cd /home/ユーザー名/test               #ディレクトリ移動
touch hello.cob             #ファイルの作成

3.作成した空のファイル(heloo.cob)にお馴染みの「”Hello, World!”」を表示するプログラムを記載します。

000000 IDENTIFICATION DIVISION.
000010 PROGRAM-ID. HELLO.
000020 PROCEDURE DIVISION.
000030 DISPLAY "Hello, World!"
000040 STOP RUN.

最終行は必ず改行しててください。
以下のコマンドでコンパイルします。

cobc -x --free hello.cob

上記コマンドで、コンパイルができましたら以下のように入力して実行します。

./hello

以下のようにターミナルに出力されていればOKです。

user@DESKTOP-SQ1FG7D:~/test$ ./hello
Hello, World!
user@DESKTOP-SQ1FG7D:~/test$

補足
1.cobc はコンパイラ
2.-x オプションは実行ファイルを作成します
3.–free は自由書式で作成する際使用します

それでは、次回はいよいよデバックをしていきたいと思います。

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