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Codex実装前にClaudeでYouTube台本を作る|Remotion用の台本・字幕・シーン構成を準備

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この記事は約18分で読めます。

前回までに、以下の環境を整えてきました。

  1. AntigravityでRemotion環境構築
  2. Node.jsのインストール
  3. Git for Windowsのインストール

前回作成したデータは、あくまで動作確認用のテストデータです。
Remotionプロジェクト内に docs/ や data/ のフォルダを用意し、そこに test-script.md や scenes.json などを作成するところまで確認しました。
今回は、そのテストデータから一歩進めて、実際のYouTube動画制作で使うための台本データを作っていきます。
ここでいきなりCodexにRemotionの実装を頼むのではなく、まずは動画の中身を整理します。
今回使うのは、通常のClaudeチャットです。
Claudeには、YouTube用の台本、字幕案、シーン構成案を作成してもらいます。
ただし、ここで大切なのは、Claudeにプロジェクト内のファイルを直接編集させないことです。
Claudeは、文章を作る担当。
Gemini Agentは、その文章を docs/ や data/ に整理する担当。
Codexは、整理されたデータを読み取り、Remotionで映像化する担当。
このように役割を分けておくことで、どのAIが何をしているのか分かりやすくなります。
あとから台本を修正したいとき、字幕だけ直したいとき、Remotionの表示だけ調整したいときにも、作業範囲が混ざりにくくなります。
そのため今回は、まず PROJECT_RULES.md に、AIごとの役割分担とClaudeの出力形式を追記します。
さらに、前回までに作成したテスト用の台本や試作用データをいったん整理し、今回のClaude台本生成テストを空の状態から始められるようにします。

今回の流れは以下の通りです。

      1. PROJECT_RULES.md に役割分担とClaudeの出力形式を追記する
      2. 前回までのテスト用・試作用データを整理する
      3. AntigravityのAgent欄でClaudeを選択する
      4. 動画テーマをClaudeに伝える
      5. Claudeの出力内容を確認する
      6. Claudeの出力をGemini Agentに渡す準備をする
      7. Gemini Agentに制作データのファイル化を依頼する
      8. Gemini Agentが作成したファイルを確認する
      9. 次回、Codexで src/ 配下の表示実装へ進む

ここまでできると、動画の企画から台本作成、字幕データ化、シーン構成の整理までを、かなりスムーズに進められるようになります。
今回は、Codexで映像を作る前の準備段階です。つまり、Remotionに表示させる前に、動画の中身となる「台本・字幕・シーン構成」を整える回になります。

PROJECT_RULES.md に役割分担とClaudeの出力形式を追記する

まず、前回作成したPROJECT_RULES.mdファイルに追記します。

【このルールの目的】
このルールは、AIごとの作業範囲を明確にするためのものです。文章を作るAI、ファイルを整理するAI、実装するAIを分けることで、作業の混乱を防ぎます。

※前回のファイルに上書き保存しました。

# Project Rules

このプロジェクトでは、複数のAIを使ってRemotion動画制作を進めます。

ただし、すべてのAIに同じ作業をさせると、ファイルの上書きや役割の混乱が起きやすくなります。

そのため、このプロジェクトでは、AIごとに担当範囲を分けて作業します。

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## 役割分担

### ChatGPT / Claude(通常のチャット)

ChatGPT / Claude は、主に文章作成を担当します。

担当する内容は以下です。

- 企画
- 台本
- 章構成
- ナレーション表現
- YouTubeタイトル
- サムネ文言
- 字幕案
- シーン構成案

通常のチャットで作成した文章は、そのままプロジェクト内のファイルに自動反映しません。

内容を確認したうえで、手動またはGemini Agent経由で反映します。

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## Claudeの出力形式

Claudeに台本作成を依頼する場合は、出力形式を固定します。

Claudeの出力は、以下の3つに分けます。

### 1. docs/scripts/ に入れる台本本文

YouTube動画で読み上げるための本文です。

ナレーションとして自然に読める文章にします。

### 2. data/subtitles/ に入れる字幕案

字幕として表示しやすいように、短めの文に分けます。

必要に応じて、あとでSRT形式に整理できる形にします。

### 3. data/scenes.json に変換しやすいシーン構成

映像化しやすいように、シーン単位で内容を整理します。

各シーンには、以下のような情報を含めます。

- scene_id
- title
- narration
- subtitle
- visual_image
- duration_seconds

この段階では、Claudeはファイルを直接編集しません。

あくまで、Remotionで使うための文章データを作成する役割です。

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### Gemini Agent(Antigravity上のAgent)

Gemini Agent は、Antigravity上で制作データを整理する担当です。

担当する内容は以下です。

- docs/ 配下の台本ファイル作成・整理
- data/ 配下の字幕データ作成・整理
- scenes.json の作成・整理
- フォルダ構成の提案や作成

Gemini Agent は、Claudeで作成した文章の内容を大きく書き換えず、ファイルとして整理します。

原則として、src/ 配下のRemotion実装は編集しません。

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### Codex(今後の実装担当)

Codex は、Remotionの実装を担当します。

担当する内容は以下です。

- React / TypeScript の実装
- src/ 配下の編集
- data/ 配下のJSONやSRTの読み取り
- 字幕表示
- シーン切り替え
- 映像レイアウトの作成

Codexは、docs/ 配下の台本本文を原則編集しません。

台本や字幕の内容を変更したい場合は、先にChatGPT / Claudeで文章を修正し、その後Gemini Agentでdata/側を整理します。

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### Antigravity

Antigravity は、作業フォルダ全体を管理する場所です。

担当する内容は以下です。

- プロジェクトフォルダの管理
- ブラウザプレビューの確認
- ターミナル操作
- Gemini Agentとのやり取り
- Codexによる編集結果の確認

Antigravity上で作業するときは、どのAIがどのファイルを編集しているのかを確認しながら進めます。

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## 基本の作業フロー

このプロジェクトでは、以下の順番で作業します。


1. ChatGPT / Claude で企画・台本・字幕案・シーン構成を作成する

2. 内容を人間が確認する

3. Gemini Agent に依頼して、
   docs/ と data/ 配下にファイルとして整理する

4. scenes.json や subtitles の内容を確認する

5. Codex に依頼して、
   data/ の内容を読み取るRemotion実装を作成する

6. Antigravityでプレビューを確認する

7. 必要に応じて、台本・字幕・実装を分けて修正する

【禁止事項】このプロジェクトでは、以下の点に注意します。

  • 複数のAIエージェントが同時に同じファイルを編集しない
  • ChatGPT / Claude の通常チャットで、プロジェクト内ファイルを直接編集しない
  • Gemini Agent は、原則として src/ 配下を編集しない
  • Codex は、原則として docs/ 配下の台本本文を編集しない
  • src/ と data/ の両方をまたぐ大規模変更は、作業前に目的を確認する
  • 自動実行コマンドは、内容を確認してから実行する
  • Claudeで作成した文章は、内容を確認してから手動またはAgent経由で反映する

前回までのテスト用・試作用データを整理する

前回までに作成した test-script.md や scenes.json、
さらに試作として作成した nagasaki.md は、あくまで練習用データです。

今回はClaudeで台本生成を試し、Gemini AgentでRemotion用データとして整理する流れを確認したいので、
いったん古い台本・字幕・シーンデータを削除して、空の状態から進めます。

ただし、プロジェクト本体やフォルダ構成は残します。
消すのは、docs/scripts/ や data/ 配下にある前回の試作ファイルだけです。

消してよいもの

私の環境では、消してよい候補はこのあたりです。

docs/scripts/test-script.md
docs/scripts/nagasaki.md
data/scenes.json
data/subtitles/ 内のテスト字幕ファイル

消さない方がいいもの

docs/scripts/ フォルダ
data/ フォルダ
data/subtitles/ フォルダ
PROJECT_RULES.md
.agent / .agents / .gemini 系の rules や SKILL.md
src/
public/
package.json
node_modules/

フォルダ構成は残して、中身のテストデータだけ消すイメージです。

Agentに頼む場合の指示文

この内容を、Agentに依頼します。

 

前回までに作成したテスト用・試作用の制作データを整理してください。

削除してよい対象は以下です。

- docs/scripts/test-script.md
- docs/scripts/nagasaki.md
- data/scenes.json
- data/subtitles/ 内にあるテスト用字幕ファイル

注意事項:

- docs/scripts/ フォルダ自体は削除しないでください。
- data/ フォルダ自体は削除しないでください。
- data/subtitles/ フォルダ自体は削除しないでください。
- src/ 配下は編集しないでください。
- PROJECT_RULES.md は削除・編集しないでください。
- .agent、.agents、.gemini 配下の rules や SKILL.md は削除しないでください。
- package.json、node_modules、public は触らないでください。

目的は、前回までのテストデータを消して、
今回のClaude台本生成テストを空の状態から始められるようにすることです。

確認メッセージが表示されるので、削除対象のファイルを確認後、Runを押します。

AntigravityのAgent欄でClaudeを選択する

前回までのテストデータを整理できたので、ここから今回の本題に入ります。
今回は、CodexでRemotionの実装に進む前に、まず動画の中身となる台本データを作成します。
そのため、AntigravityのAgent欄で Claude を選択します。

ここで注意したいのは、今回のClaudeの役割です。
Claudeには、プロジェクト内のファイルを直接編集してもらうのではなく、YouTube動画用の文章を作成してもらいます。
具体的には、以下の3つです。

– 台本本文
– 字幕案
– シーン構成案

この3つを先に作っておくことで、あとからGemini Agentに依頼して、docs/ や data/ 配下に整理しやすくなります。
また、CodexにRemotion実装を依頼するときも、すでに台本・字幕・シーン構成が用意されているため、src/ 側の実装に集中しやすくなります。
つまり今回のClaudeは、動画制作の「文章設計」を担当する位置づけです。
AntigravityのAgent欄でClaudeを選択したら、次に動画テーマを伝えて、台本・字幕案・シーン構成案をまとめて作成してもらいます。

動画テーマをClaudeに伝える

今回は、一般的なテーマでClaudeに台本生成を依頼してみます。

今回は、Remotionで動画化する前提のYouTube用データを作成したいです。

ただし、今回はファイルの作成・編集・削除は行わず、チャット上に文章として出力してください。
docs/、data/、src/ 配下のファイルは直接編集しないでください。

今回の動画テーマは、

「なぜ人は、やらなきゃいけないことを先延ばししてしまうのか」

です。

歴史動画ではなく、一般的な教養・生活改善系のテーマとして作成してください。

動画尺は、3〜5分程度を想定します。

目的は、あとでGemini Agentに渡して、
以下のように整理しやすいデータを作ることです。

1. docs/scripts/ に入れる台本本文
2. data/subtitles/ に入れる字幕案
3. data/scenes.json に変換しやすいシーン構成案

出力形式は、必ず以下の3つに分けてください。

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## 1. 台本本文

YouTube動画のナレーションとして、そのまま読める文章にしてください。

条件:
- 冒頭に視聴者の興味を引くフックを入れる
- 専門的すぎず、一般の人にも分かりやすくする
- 生活の中で思い当たる例を入れる
- 最後は「まず小さく始める」方向で前向きに締める
- 3〜5分程度の動画になる長さにする

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## 2. 字幕案

台本本文をもとに、画面に表示しやすい短めの字幕文に分けてください。

条件:
- 1行は短め
- 読みやすい文にする
- あとでSRT形式にしやすいように、番号付きで出力する
- タイムコードは不要です

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## 3. シーン構成案

Remotionで動画化しやすいように、シーン単位で整理してください。

各シーンには、以下の項目を入れてください。

- scene_id
- title
- narration
- subtitle
- visual_image
- duration_seconds

visual_image には、画面に出すイメージを文章で書いてください。
実際の画像生成はしません。

---

注意:
今回は実装ではなく、台本生成テストです。
React / TypeScript / Remotion のコードは書かないでください。
scenes.json形式そのものに完全変換する必要はありませんが、あとでJSON化しやすい形にしてください。

 

Claudeの出力内容を確認する

Claudeに指示文を送ると、台本本文・字幕案・シーン構成案をまとめて出力してくれました。
この段階ではまだファイルは作成せず、まずはチャット上で内容を確認します。

ここで重要なのは、Claudeにはまだファイルを編集させていない点です。
Claudeの役割は、あくまで文章の作成です。
このあと内容を確認し、問題がなければGemini Agentに渡して、docs/scripts/、data/subtitles/、data/scenes.json に整理してもらいます。

つまり、
Claudeで文章を作る
Gemini Agentでファイル化する
CodexでRemotion実装を行う
という流れです。

このように分けておくことで、台本の修正、字幕の調整、Remotion側の表示実装を、それぞれ別々に管理しやすくなります。
出力された内容を見ると、シーンごとに narration、subtitle、visual_image、duration_seconds などが整理されています。
この形にしておくと、あとで data/scenes.json に変換しやすくなります。
また、字幕案も別で用意しておけば、data/subtitles/ 配下に .srt 形式として保存しやすくなります。
今回の出力では、合計尺も約270秒、つまり約4分30秒として整理されていました。
Remotionで動画化する前提としては、短すぎず長すぎず、ちょうどよい長さです。

Claudeの出力をGemini Agentに渡す準備をする

Claudeで台本本文・字幕案・シーン構成案を作成できたので、次はこの内容をGemini Agentに渡す準備をします。

ここで大切なのは、Claudeの出力をそのままプロジェクトに反映しないことです。
まずは人間が内容を確認します。
今回確認するポイントは、以下です。

– 台本本文が動画として自然に読めるか
– 字幕案が短く区切られているか
– シーン構成案がRemotionで使いやすい形になっているか
– visual_image に映像イメージが書かれているか
– duration_seconds が極端に長すぎたり短すぎたりしないか

今回のClaude出力では、合計尺が約270秒、つまり約4分30秒になっていました。
内容に大きな問題がなければ、この出力をGemini Agentに渡して、実際のプロジェクトファイルとして整理してもらいます。
このときGemini Agentにお願いするのは、文章の書き直しではなく、ファイル化です。
つまり、Claudeが作った内容をもとに、

– docs/scripts/ に台本本文を保存する
– data/subtitles/ に字幕データを保存する
– data/scenes.json にシーン構成を保存する

という作業をしてもらいます。

ここでも、src/ 配下はまだ編集しません。
Remotionの表示実装は、次回Codexに任せる予定です。
今回はあくまで、Codexに渡す前の制作データを整える工程です。

Gemini Agentに制作データのファイル化を依頼する

実際には、以下のような文面をGemini Agentに貼り付けました。

ポイントは、Gemini Agentに「台本を書き直してもらう」のではなく、
Claudeで作成した内容を、Remotion用のファイルとして整理してもらうことです。

また、src/ 配下はまだ編集しないように明記しています。

今回はCodexに実装を任せる前段階なので、
Gemini Agentには docs/ と data/ 配下の制作データだけを作成してもらいます。

Claudeで作成した台本本文・字幕案・シーン構成案をもとに、Remotion用の制作データとして整理してください。

今回はファイル化のみを行います。
台本の内容を大きく書き換えないでください。

作成・更新する場所は以下です。

1. docs/scripts/procrastination.md
   - Claudeの「台本本文」をMarkdown形式で保存してください。

2. data/subtitles/procrastination.srt
   - Claudeの「字幕案」をもとに、SRT形式で保存してください。
   - タイムコードは、動画全体が約4分30秒になるように自然に割り振ってください。

3. data/scenes.json
   - Claudeの「シーン構成案」をもとに、JSON形式で保存してください。
   - 各シーンには以下の項目を含めてください。

- scene_id
- title
- narration
- subtitle
- visual_image
- duration_seconds

注意事項:

- src/ 配下は編集しないでください。
- public/ 配下は編集しないでください。
- PROJECT_RULES.md は編集しないでください。
- package.json は編集しないでください。
- node_modules は触らないでください。
- Claudeの文章は大きく変更せず、ファイルとして整理してください。
- scenes.json は後でCodexが読み取りやすい構造にしてください。

目的は、次回CodexにRemotion実装を依頼する前に、docs/ と data/ 配下へ制作データを準備することです。

以下にClaudeの出力を貼ります。

---

## 1. 台本本文

ここにClaudeが作った台本本文……

## 2. 字幕案

1. ここに字幕案……
2. ここに字幕案……

## 3. シーン構成案

scene_id: opening
title: ...
narration: ...
subtitle: ...
visual_image: ...
duration_seconds: ...

実際に使う場合は「以下にClaudeの出力を貼ります。」という案内文はそのままでも構いません。
その下にある「—」の線より下のサンプル部分を削除し、そこにClaudeの出力内容をそのまま貼り付けます。
Agentがファイルを作成すると、すぐに確定されるわけではなく、変更内容を確認する画面が表示されます。

画面上部の Accept Changes は、現在開いているファイルの変更を受け入れるボタンです。
右下の Accept all は、Agentが今回変更したファイルをまとめて受け入れるボタンです。
今回は、docs/scripts/procrastination.md、data/subtitles/procrastination.srt、data/scenes.json の3つだけが変更対象だったため、内容を確認して Accept all を押しました。

Gemini Agentが作成したファイルを確認する

Gemini Agentによって、docs/scripts/procrastination.md、data/subtitles/procrastination.srt、data/scenes.json が作成されました。
この画面では、Antigravity上で作成されたファイルと内容を確認しています。

今回できたこと

今回は、CodexでRemotion実装に進む前の準備として、ClaudeでYouTube用の台本・字幕案・シーン構成案を作成し、それをGemini Agentでプロジェクト内のファイルとして整理しました。

作成されたファイルは、以下の3つです。

– docs/scripts/procrastination.md
– data/subtitles/procrastination.srt
– data/scenes.json

前回までのテストデータとは違い、今回はClaudeで作成した内容をもとに、実際の制作フローに近い形でデータを準備できました。
ただし、今回行ったのはあくまで制作データの準備です。

まだ src/ 配下のRemotion実装は行っていないため、作成した台本や字幕を動画として表示する処理は次回に回します。

次回はCodexに依頼して、今回作成した data/scenes.json や data/subtitles/procrastination.srt を読み取り、Remotion上に表示する実装へ進みます。

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