Javaにはさまざまな演算子があり、それぞれ異なる用途と機能があります。以下に、各演算子の用途と例を説明します。
まずは、Javaの基本となる演算子はしっかり把握しておきましょう!
今回は、各演算子の表内に例を書いてますので、以下のコードをコピペして必要に応じて各表内の「コード」と「変数名」変更してご自身で確認してみましょう!
public class Sample { public static void main(String[] args) { int sum = 5 + 3; //ここに例を書く System.out.println(sum); //()内は例と同じ変数名にする } }
まだEclipseをインストールされてい方はこちらの記事を参考にしてください。
Widows11でも大丈夫なはず!
https://wpchiraura.xyz/from-eclipse-installation-to-startup/
算術演算子
算術演算子は、基本的な算術演算を行うために使用されます。
演算子 | 用途 | 例 |
---|---|---|
加算(+) | 2つの数値を加算します。 |
int sum = 5 + 3; // sumは8になる |
減算(-) | 2つの数値を減算します。 |
int difference = 5 - 3; // differenceは2になる |
乗算(*) | 2つの数値を乗算します。 |
int product = 5 * 3; // productは15になる |
除算(/) | 2つの数値を除算します。 |
int quotient = 5 / 3; // quotientは1になる(整数同士の除算) |
剰余(%) | 除算の余りを計算します。 |
int remainder = 5 % 3; // remainderは2になる |
インクリメント(++) | 変数の値を1増加させます。 |
int a = 5; int b = a++; // aは6になり、bは5になる(後置) int a = 5; int b = ++a; // aは6になり、bも6になる(前置) |
デクリメント(–) | 変数の値を1減少させます。 |
int a = 5; int b = a--; // aは4になり、bは5になる(後置) int a = 5; int b = --a; // aは4になり、bも4になる(前置) |
代入演算子
代入演算子は、右側の値を左側の変数に代入するために使用されます。
演算子 | 用途 | 例 |
---|---|---|
代入(=) | 右側の値を左側の変数に代入します。 |
int a = 5; // aに5を代入 |
複合代入(+=, -=, *=, /=, %=) | 左側の変数に対して、右側の値を使用して
算術演算を行い、その結果を左側の変数に 代入します。 |
int a = 5; a += 3; // aは8になる a -= 2; // aは6になる a *= 2; // aは12になる a /= 3; // aは4になる a %= 3; // aは1になる |
比較演算子
比較演算子は、2つの値を比較してブール値を返します。
演算子 | 用途 | 例 |
---|---|---|
等しい(==) | 2つの値が等しいかどうかを比較します。 |
boolean isEqual = (5 == 3); // isEqualはfalseになる |
等しくない(!=) | 2つの値が等しくないかどうかを比較
します。 |
boolean isNotEqual = (5 != 3); // isNotEqualはtrueになる |
大なり(>) | 左側の値が右側の値より大きいかどうかを
比較します。 |
boolean isGreater = (5 > 3); // isGreaterはtrueになる |
小なり(<) | 左側の値が右側の値より小さいかどうかを
比較します。 |
boolean isLess = (5 < 3); // isLessはfalseになる |
大なりイコール(>=) | 左側の値が右側の値以上かどうかを
比較します。 |
boolean isGreaterOrEqual = (5 >= 3); // isGreaterOrEqualはtrueになる |
小なりイコール(<=) | 左側の値が右側の値以下かどうかを
比較します。 |
boolean isLessOrEqual = (5 <= 3); // isLessOrEqualはfalseになる |
論理演算子
論理演算子は、ブール値の論理演算を行うために使用されます。
演算子 | 用途 | 例 |
---|---|---|
論理積(&&) | 両方の条件が真である場合に真を返します。 |
boolean result = (5 > 3) && (8 > 5); // resultはtrueになる |
論理和(||) | どちらか一方の条件が真である場合に
真を返します。 |
boolean result = (5 > 3) || (5 > 8); // resultはtrueになる |
論理否定(!) | 論理値を反転させます。真を偽に、
偽を真にします。 |
boolean result = !(5 > 3); // resultはfalseになる |
ビット演算子
ビット演算子は、ビットレベルでの操作を行うために使用されます。
演算子 | 用途 | 例 |
---|---|---|
AND(&) | 対応するビットが両方とも1で
ある場合に1を返します。 |
int result = 5 & 3; // resultは1になる(ビット表現: 0101 & 0011 = 0001) |
OR(|) | 対応するビットのどちらかが
1である場合に1を返します。 |
int result = 5 | 3; // resultは7になる(ビット表現: 0101 | 0011 = 0111) |
XOR(^) | 対応するビットが異なる場合に
1を返します。 |
int result = 5 ^ 3; // resultは6になる(ビット表現: 0101 ^ 0011 = 0110) |
ビット否定(~) | 各ビットを反転させます。 |
int result = ~5; // resultは-6になる(ビット表現: ~0101 = 1010...1010) |
左シフト(<<) | ビットを左にシフトし、
右端に0を埋めます。 |
int result = 5 << 1; // resultは10になる(ビット表現: 0101 << 1 = 1010) |
右シフト(>>) | ビットを右にシフトし、左端し、
元の最上位ビットを埋めます。 |
int result = 5 >> 1; // resultは2になる(ビット表現: 0101 >> 1 = 0010) |
ゼロ埋め右シフト
(>>>) |
ビットを右にシフトし、
左端に0を埋めます。 |
int result = 5 >>> 1; // resultは2になる(ビット表現: 0101 >>> 1 = 0010) |
文字列演算子
文字列演算子は、文字列を操作するために使用されます。
演算子 | 用途 | 例 |
---|---|---|
文字列結合(+) | 2つの文字列を結合します。
また、数値と文字列を結合 することもできます。 |
String firstName = "John"; String lastName = "Doe"; String fullName = firstName + " " + lastName; // fullNameは"John Doe"になる int age = 30; String info = "Age: " + age; // infoは"Age: 30"になる |
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